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マクロライド系抗生物質で口臭改善出来ないならクラビット

考えている男性

人にはそれぞれ匂いがありますが、他人に不快な気持ちを与えると口の匂いを口臭と呼びます。
現在、口臭と歯周病が高い相関性を持つことが分かっています。

歯周病では歯周ポケットができます。
すると口腔内の細菌は、繁殖しやすい歯周ポケットに集まります。
細菌の中でも嫌気性菌は代謝する時に、硫化水素やメチルメルカプタンを発生させます。
これが歯周病による口臭の原因です。

歯周病による口臭は、匂いの大半を占めるので、歯周病治療によって口臭を大幅に無くすことが可能です。
歯周病治療の基本は、細菌が含まれているプラークや歯石の除去をするための正しいブラッシングです。

さらに効果的に歯周病を改善する場合に、抗生物質が使われます。
よく使われるのがマクロライド系のジスロマックです。
抗生物質を服用すると一時的な症状の改善が見込まれます。
ただし抗生物質は長期間服用することで、細菌を減らしたり歯周病の悪化を防いだりする作用はほとんど期待できません。
抗生物質を使い続けると耐性菌ができます。
耐性菌は特定の薬に対して抵抗力を持つので、薬の効果が得られなくなります。

マクロライド系の抗生物質は頻繁に使われるので、中には初めて服用した人でも効果が出ない場合があります。
そこでマクロライド系に代わって新しくできたのが、ニューキノロン系です。
代表的なのがクラビットです。
クラビットは耐性菌が少ないので、歯周病以外でも多くの細菌を死滅することができます。
歯医者では必要に応じて、クラビットを短期間だけ服用することで、歯周病を引き起こす細菌に対応しています。
クラビットも服用しすぎると効果がなくなるので、用量用法、服用期間を守って使用することが大切です。

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